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カナダ投資家ビザ 面接等を詳説

Updated - March 2025:

カナダ投資家ビザ 面接と Narrative doc. について2008年以降、マネーロンダリングコントロールの一貫として、申請者の方が保有されている資産が就労、合法的事業活動、適正な税務申告(所得税, キャピタルゲイン申告, 相続税申告等) を経て形成されたことを書面で示すことが必要となりました。

1. Narrative Document の目的:
資産形成の履歴を説明: 投資家ビザの永住権認可要件である「資産が合法的に取得されたこと」を証明するため、申請者の職業経歴、事業活動、投資履歴などを体系的に説明。
資産形成の信憑性を補強: 併せて提出する財務書類(銀行取引明細書、納税証明書、給与明細)と整合する内容を記載し、資産が合法かつ一貫性のあるプロセスで形成されたことを説明。

2. 記載内容の概要とポイント:
職業経歴・事業経歴・勤務履歴:
会社名と住所、役職、雇用期間、職位と職責を記述し、収入の履歴、雇用記録との一致。
事業経歴(会社経営、クリニック経営等の場合):
経営に携わった会社、クリニック等の概要、業務内容、決算状況を記述し、登記書類や税務記録との一致。

3 資産形成の詳細:
収益・貯蓄の履歴 - 各年度の収入、生活費を差し引いた貯蓄額、資産運用記録。
財産の形成過程 - 相続、贈与、過去の投資、不動産購入、売却による損益。

4.資産の内訳:
預金、不動産、株式、債券、保険契約(解約払戻見込金額)、その他の投資商品の損益記録の概要。

5. 資金源や資産取得が合法であることを証明する書類との整合:
併せて提出する雇用証明書、納税記録、課税証明書、領収書、不動産売買契約書、関連事業ライセンスとの整合。

6. その他:
2015年以降は、社会保険加入記録、信用登録情報の提出を求められるケースがあります。

面接 (Interview) の概要:
書類審査を経て、"面接免除"、あるいは "面接設定" のいずれかに決定されます。面接が設定されますと、面接実施日の120日前に 「面接日時設定通知」 が送付されてきます: その中で、面接地(日本の方々は2013年以降はモントリオール市)、面接時に持参が必要な書類リストが提示されております。リストされている書類には、銀行残高証明書・口座取引履歴、納税証明書、確定申告書控、職歴・職位証明、卒業証明書・成績証明書等(いずれも原本)が含まれます。面接はモントリオール市に在るケベック州移民局で 90~120分間行われます。面接はフランス語で行われます。面接には弁護士が同席し申請者の方に助言・サポートを致します。面接には弁護士の同席・サポートが認められますが、コンサルタントの同席は認められておりません:

面接の流れ:
- パスポート・ID 提示による, ご本人とご家族の確認
- フランス語会話能力(中級レベル)確認
- Narrative document の内容確認(60~90分)
- 上級管理職、または経営者としての職能等の確認
- 関連する法令について質疑応答
- カナダ移住後の予定(形式的で簡易な質問)
カナダ投資家ビザ, 面接のイメージ

ご家族へのビザ認可について:
配偶者及び, 申請実行時点で 22歳未満の未婚のお子様(扶養家族)もご一緒に申請が可能です。お子様については、カナダ連邦からビザ認可がされる迄の間、未婚の状態であることが要件となります。22歳以上のお子様であっても身体的な理由等により経済的に自立できない場合は、ご一緒に申請が認められる場合があります。

Security check について:
カナダ連邦政府では、安全保障関連、健康状態に関連した入国許認可の権限を有し、申請者の方の健康診断、無犯罪証明書、米国・豪州・欧州等での不法滞在・オーバーステイ歴、FBI 無犯罪証明書の精査を行います。特に FBI 履歴、日本国無犯罪証明書については、ビザ発給申請時と、ビザ発給直前の二度に亘り(アップデート)提出を要請されております。

Remark:
カナダ投資永住権プログラムは「審査完了・永住権発給が内示」されてから投資金払込要請が文書で通知されます(カナダ以外の他国の投資永住権プログラムには、審査完了前に投資金払込が要請され、投資先が不動産開発業者等の民間事業体によって運用されるものがあります。)

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- カナダ投資家ビザ 面接レポート -
(February 2025 - Report by J.I.)
モントリオールの陽光、そして確かな一歩:
アメリカでの駐在生活は、私たち家族にとって多くの機会を与えてくれましたが、同時に将来の生活拠点についての問いを常に投げかけていました。そんな中、自然豊かで多様性に富むカナダ、特にモントリオールは、私たちの心を強く惹きつける場所でした。しかし、投資家ビザの申請は複雑で、容易な道のりではありません。約三ヶ月の書類準備作成、約一年半の待機期間を経て、書類審査を通過し、ついに面接の日が近づいてきました。モントリオールでの面接は、私たちにとって挑戦であり、同時に新たな一歩を踏み出す機会でもありました。120日前に届いた「面接日時設定通知」には、必要書類のリストと共に、フランス語での面接が明記されていました。フランス語は私たちにとって少し不安な要素でしたが、入念な準備を重ねることで、自信へと変わっていきました。面接当日、モントリオールのケベック州移民局は、明るく開放的な雰囲気で私たちを迎えてくれました。面接官の方は、長年の経験を持つベテランでありながら、非常に親切で丁寧な対応でした。パスポートとIDの確認から始まり、フランス語での質疑応答、そして事業計画書に基づく詳細な質問へと進みました。面接官の質問は、私たちの準備してきた内容を丁寧に確認するものであり、決して威圧的なものではありませんでした。事業計画に関する質問では、私たちの事業への情熱やビジョンに耳を傾け、時には笑顔で励ましてくれました。経営者としての職能確認では、過去の職務経験について詳細な質問がありました。面接官は、私たちの経験を深く理解しようとし、時には具体的な事例を挙げながら、私たちの能力を評価してくれました。関連法令に関する質疑応答では、投資関連法や税法の基本的な知識が問われました。これらの質問は、私たちがカナダの法制度を理解し、尊重しているかを確かめるものでした。最後に、カナダ移住後の予定についての質問がありました。面接官は、私たちのカナダでの生活設計や地域社会への貢献意欲について、温かい眼差しで耳を傾けてくれました。2時間の面接は、私たちにとって貴重な時間となりました。弁護士の先生が同席してくださったことは、私たちにとって大きな安心感を与えてくれました。面接官の方の親切な対応と、入念な準備の甲斐あって、私たちは自信を持って面接を終えることができました。その後、連邦政府での審査を経て、ついにカナダ永住権(CoPR)を取得することができました。モントリオールでの面接は、私たち家族にとって忘れられない思い出となりました。それは、単にビザを取得するための手続きではなく、私たちの未来を切り開くための大切な一歩でした。
カナダ移民局・モントリオールオフィスのイメージ

必要書類の収集 認証英語翻訳プロセス完了する迄に約2ヶ月の期間を要します。ご興味のある方には詳細のご案内をお送り致します:
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